だんなの変化


昨日晩、だんなが

「オレは 1号を きつく叱りすぎてきたんじゃないだろうか

それでアイツが萎縮してるの?」

といった。


だいたい、だんながこういう疑問形というか、
私に 意見やアドバイスを求めてくることは まず、ない。


1号が、だんなから目をそらしがちなこと、だんなが話しかけるとびくびくして首をすくめること、

などをみてそう思ったらしい。


「そうね、、、どうかな。

子どもによって、違うと思うんだ。

二号は、筋道を言って聞かせると なんど言っても、聞かなくて、
優しく言い聞かせると、なめてきて、
勢いで叱ったほうがよく聞くし。

1号は、声は普通の調子で、ゆっくり 何が間違っているかを、
理屈で話して聞かせたほうがよくわかる。
感情をぶつけても 怖がるだけで、何も通じない。

私たちも、1号がそういう風だってことがずっとわからなくて、

あまりにとっぴなことをすると(ビデオデッキにビー玉つめる、重いおもちゃをドスンとだんなの足に落とすなどなど)、大声で怒鳴ったりしてきたね。
それは 1号にとっては怖かったと思うし、間違っていたかもしれないけど、

私たちだって 最初から何もかもわかってる親じゃないもの。
そりゃあ お尻は叩いたこともあったけど、
ベランダからつるしたり、ベルトで殴ったわけじゃない。(常識的に常軌を逸したわけではない)

今、あんたが言ったことを、そのまま1号にいってみて。

あの子はきっと憶えているし、きっと、わかるから、

お父さんがそういって 自分の事をわかろうとしてくれたくれたことが、うれしいと思うんだ。」


といったら、だんなは1号の部屋に行った。

二人で、ぼそぼそ、しゃべっていた。
「過ぎた事だからもういいんだよ」と言う1号の声が聞こえる.

だんなは、「1号は、昔オレが叱ったことは覚えてないといったよ。」

といっていた。

1号は、「お父さんとお話したよ、、、きつく叱ったことは間違いだった、ゴメンといったよ、、、」といった。