自転車に乗れるようになってうれしい1号
補助輪をはずしたら乗れなくなった二号
これらを足し算すると
「1号が運転士、後ろに二号が乗る」
という形式が出来ました。
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百歩譲って、二人乗りは許すとして、1号の自転車に、荷台、ないんですよ。
二号は、タイヤのガードの上に乗って、車輪の軸についた
ネジに足をかけている!
ひょええええ。
というわけで、自転車やさんに行って、荷台を取り付けてもらうことにした。
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1「僕、妹を後ろに載せるから台をつけにきました」
自転車やさん「警察に捕まるよ。二人乗りは法律で駄目ってなってるからだよ。」
自転車やさんは渋る。
そして、噛んで含めるように1号にいってくれた。
「君は何歳?」
「○さい。」
「いもうとは?何歳?何キロ?」
「5さい、キロはわかりません。」
「あのね、君が16歳以上なら、そして妹さんが5歳より小さければ、乗せられる。
そうじゃなければ、罰金5万円なんだよ。
あとね、この荷台には、こことここをネジで止めてるだけだから、15キロまでしか載せられないんだよ」
1「でも僕はどうしても、どうしても妹を乗せたいんです、、、ドライブみたいにしたいんです」
「今まではなんとなくそうする人も居たんだけど、
最近厳しくなったんだよ。
警察に、道で注意されたら、絶対、逃げては駄目だよ。
ちゃんと降りて、謝りなさいね。
どうしてそんな法律があるかというと、事故が多いからなんだ。
その法律が最近、厳しくなって、事故も減ってるんだよ。」
1「公園ではいいかしら」
荷物を載せますという名目で、荷台はつけてもらった。