そんなに複雑でもない

ようちえんに迎えにいったら、
笑っていた 二号が 突如しんみりし、しくしく→おいおい泣き出した。

先生方が、「あら二号ちゃん、どうしたの」「どうしたの」
「珍しいわねえ、二号ちゃんがなくのは」と、顔を覗き込んでいく。

「まだ遊びたいのかしら」
「ようちえんがすきなんでしょうねえ」
「あら、そういっていただけるとうれしいわ」
「お母さんにあえなかった って泣いてるのかしらねえ」
「迎えに来るのが遅かったのが いけなかったのかねえ」
みんないろいろ、推測しては、なだめたり言い聞かせたりしていく。
でも泣き方は大きくなるばかり。


さて、帰ってお風呂に入ってるとき、

「そういえば、さっきなんで泣いたんだっけ」と尋ねたら、

二号「教室はあったかかったのに 廊下が冷たかったのよ」
ですと。

何だ、単純だなあ。