彼女の意志は 

1号は、自分のやり方で 自分を生きている。

買い物に行っても、こちらの条件(100円までのお菓子、甘すぎないものとか、
学習机かうよとか)を伝えると、
迷わず、ほしいものを選んでくる。

選んだものが へんてこでも 本人は満足している。
「ABどっちがいい」か聞くと 即答する。
私は、聞き出すとか、確認するとかの補助をするだけ。


対し、二号が話せるようになったとき、
「どのお弁当箱がいいの?キティーちゃん?うさ花?」
ときくと、

「お友達と同じものがいいの、私。
でも、○チャンのもってるのは ないわね。
お母さんは どっちがかわいいと思う?お母さんがかわいいというほうにする」

と答えた。心底驚いてしまった。

「自分がどれがすきか」、ではなく、「お友達と同じもののほうがいい」、
という考えかたがあるんだな!と。

自閉症児は、模倣が出来ないというのは日々感じてるけれども、

自分と周りを溶け込ませて、同じように出来るというのも大事だし、
(これでいろんなことが出来るようになるんですね)
(日本人の器用さや能力の高さは、人口密度の高い中で、
この方法がうまくいってるからだと思う)

自分はこうしたいという意思を持って、それをはっきり言うこともできて、
かつ、周りとも折り合いをつけていくというのも

どっちも、ほどよく大事なんだなあっと思ったことでした。


でも、幼稚園の工作や絵まで、好きなお友達とそっくりに作る(から、うまくはできるんだけども)ので、
誰がどうみても1号だろう、という奇天烈な作品を作る 1号のを見慣れてるので、

うまいけど 面白くはないなあ〜と内心思うのでした、、、
口に出すと二号が泣くので いえないけど。

「将来何になる」と聞かれると、「プリキュア」「プリンセス」とか答えるんですけど、
うちでプリキュアのテレビは見ていないし、プリンセスもよく知らない。
みんながそういってるから なんとな〜く そう答えてるんですね、、、。

二人を比べる必要ないんですけれど。それぞれ違うので興味深い。