家族で旅行に行った。
人ごみがいやな1号も、どうしても行きたかった場所へいって、
満足はしたらしい。
結局 人ごみにいる時間が3時間ほどで、首フリみたいな行動がでて
だんなが、「疲れたみたいだな」
とおもって連れ出してくれたらしい。
(私は外の芝生で寝ていた)
帰りも、3時間ほど、特急電車に乗って、、、。
だんなと私は、交代でうたた寝したり。
2号とわたしが寝てて、だんなは携帯ゲームか、雑誌か見てたと思う。
1号が、「トイレに行くね」と言って席をたったのはなんとなく聞いた。
うわおうん!!!
ばんばん!!
という声が聞こえて目が覚めた。
けものが死にそうな声だ、、、。
今、電車は 停車駅をでようと加速してる。
「1号が電車から降りたかも!」
といったらだんながデッキに出た。
1号は、電車を降りてはいなかった。
トイレに入ったはいいけど、電車が止まったので、降りるのかもと思い、
あわてたけど、トイレから出る方法がわからなくなった
らしかった。
1号は無言で、ずっと自分の腕をかんでいる。
なにをたずねても、「しらない」「わからない」
しか言わない。
ウンチしてて、電車が止まったくらいのことでも、
彼にとっては、死にそうに怖かったんだろうな、と思う。