「世の中」あるいは「人生」っていうカテゴリーがないので、作らなくては。
これもある人がいっていた言葉。
「私は結婚前は男性と同じように働いていました。
結婚して 出産やだんなの転勤を機に、
仕事をやめるのですが、
そうしたときに、今までいた世界とはまったく違う世界にいることを意識しました。
(自費出版した本を、書店においてもらおうと持っていくと)
(肩書きの無い)女だ というだけで信用してもらえなかったり、
子連れで活動していると、
「女はそんなことせんでいい、家にいて、こどもに乳飲ませとけばいいんだ」と はっきりといわれたり、
○○さんの奥さん としての自分しかなかったりします。
社会はA面を中心に回っていたんです。
私は、B面に来ちゃった事をすごく意識しました。
退職した男性が戸惑うのも、そこなんです。お年寄り、障害者、仕事の無い主婦、子ども。そういう人たちは社会のB面にしかいない。私はそれを壊したかった。」
うん、うん。
私も、子どもの障害がわかったとき、すごくB面に来たきがした。
マイノリティーという世界です。
私は天邪鬼なので、変わったものや少数派が、昔から好きです。
息子に障害があることで、堂々とマイノリティーでいられる。
B面のほうが居心地がよい。
でもでも、ほんとは、そういう区別がないほうがいいと思う。