嬉しい贈り物


ポストを開ける前に気付いた。
いい香りが漂っているから!

(来たわ!)

お手製の「物」を、送りましたよ、というメールをいただいてたので、
楽しみにしてたんだ。


ポストを開けるのが好きな二号が、取り出している。

2「大きくて重いよ、漢字で書いてある、これは誰にプレゼント?」

1「中身はなあに」

「なんでしょう?におい、かいだらわかるよ!いい匂いしてる」

1「んー、わからない、お酒?」

2「お酒のにおい」

「お味噌だよ。」

1「お味噌には、お酒が入ってるの?」

「どうかなあ」


封筒を開けてみたら、見るからに美味しそう。

わたしが たまらず、ちょっと食べたのを、二号は見逃さない。

2「おいしーーーい」

「よねー!!」

私が生きてきた中で、一番美味しいお味噌だ。

私の実家が好む味噌は 白いので、とてもとても甘いし、
だんなも 甘い甘い味噌を好む。
さらにたまねぎの具が好きなので、それはそれは、スイートなみそしる。。。

それはそれで美味しいんだけど、ご飯の友とは違う気がする
(だんなは ご飯の友というけど)

私は 昔 友達の実家でご馳走になった、しお辛い(自分の地域のに比べて)味噌にびっくり、
「こういうのが食べたかったんだ!」と心の中で手を打った。

それからずっと、から目のお味噌を夢見てきたんだけれども、
自分のためだけに買うのもな、と思ってきた。

おお、夢のお味噌よ。

しかも、私がお慕いする人の手で作られたんだ。

1年以上もかかって、うちに来たんだね〜

これから、ホカホカご飯に載せて食べてみよう。

お酒が飲めたら(残念ながら私は飲めないけど)、いいつまみなんじゃないかなー。