幼少時英語圏に居て、その後何もしなかった子の一例

1号は、3〜5歳までの二年間英語圏にいた。
その当時、英語はほとんどしゃべれず、かといって日本語も通じない環境に居て、そもそも日本語もまだ怪しい段階だったので、相当苦労したらしい。

なので、日本に帰っても、英語を維持する(って維持するほどの能力はないけど)努力はしなかった。
Trick or treat
Happy Birthday くらいがきれいな発音で言える程度。
thもちゃんと舌を噛んでいたし、rもちゃんと言えていた。

その後英語のことはすっかり忘れて10年。

「昔アメリカに居ったんなら、ぺらぺらやろ?
えいごしゃべって!」といわれたこともあるらしいけど、「しゃべれんと」と答えてきたらしい。

それが今、中学になって、英語を覚えることはないだろう、と思っていたんだけど、

過去完了くらいまでをほとんど理解し、発音もきれいである。外国人の先生の英語も聞けているらしい。

こだわりの、車の車種を覚えるときに、発音しない文字があったり、ローマ字読みでない規則性のようなものもいっぱいあるので、そこでうすぼんやり理解できたらしく、スペルミスもほとんどない。

「RとL の音の 区別判る?」ときいたら「わかるよ、tとthもわかる。でも、cとkの区別は分からない。」と。

(cとKには、区別ないですよね?私も自信ない)


先日カラオケに行ったら、ビートルズやシンディーローパーを歌っていた。(クレヨンしんちゃんジャイアンの歌も歌っていたけど…)
(もちろん、英語も ちゃんと歌えるわけではないけど、全然ダメってほどでもない程度)

耳(音の聞き分け)は 6歳までにできる というけど、それは本当かも。
コミュニケーションはほぼできてなかったのに音は聞き分け、維持していないのに、今同じように発音ができているので。