二号「私は大きいの!!」

二号は、小さいのだ。
小さいから、字を読めないし、蝶チョ結びも 教えてもらっても まだできない。

でも、小さい、といってしまうと、それは、地雷で、
怒り狂う。「私は小さくないっ!!」


日ごろも、小さいは禁句にしてるんだけど、
今日、うっかり、わたしが二号に、「あなたは、まだ、小さいから、、、」といってしまった。

お風呂で、二号は、わたしにではなく、「1号に」聞いたのだ。


「オニイチャン、私は小さいの??」と。


1号は、
「アリから見たら、二号は、大きいんだよ!!恐竜みたいにさ」


二号、「私は、じゃあ、オニイチャンと同じ大きさなの?」


1号、「二号は、アリから見たら、恐竜くらい大きいんだね、
僕は、恐竜のお母さんの大きささ」

う、うまい、、、小さい、という言葉は使わず、でも、うそは言ってない。

うまいわ、1号、、、