ぼくは乗らないでおくね

普段は、自転車の子のせに 二号を乗せ、
1号は運転するいすに座らせて、
私は歩いて自転車を引いていた。

昨日の夜は、屋台におでんを食べに出かけた。

「僕は重いし、お母さんはおなかがいたいから、

ぼくは自転車に乗らないほうが いいんだよね」
といって乗らないでくれた。

わたしが二号を載せて、歩いていたら、
その影をみて1号が、歩く位置を微調整している。

「ほら、影ではぼくも自転車に乗ってるね」