私も行きたい特殊学級

1号は特殊学級在籍、時々普通学級にお邪魔する身。
「何年何組?」ときかれると、私は学年だけ言ってお茶を濁すのですが、
本人は、「●年●くみと、特殊学級だよ。
僕には教室が二つあって先生も二箇所にいるんだ!」と(やや得意げに)いっています。

二号は 今のところ、障害はないです。

なのに、「わたしも特殊学級に行くの!」と言い張ります。

特殊学級が顔見知り(オニイチャンの友達)ばっかりだし、
先生がたとも おなじみだから そこがいいというのでしょうけど、、、。

1号が、ほかの子とはどこかが違う、というのは二号はまだ気がついてないんだろうか。
というか、子どもって ほんとに それぞれ、違って当たり前だから、気づきにくいのかな。

いつかは、オニイチャンが特殊にいるといって からかわれたり、
なぜ?という疑問は来るんだろうとうっすら覚悟はしてたんですが、、、。

そういう(なぜ私は特殊にいけないの!?という)疑問がくるとは思っていなかったので、、、。

1号も、「おいでよ、おいでよ、いいよ、特殊」
と誘っている。
1「それでもし、●くんが僕をいじめたら、二号、僕を守ってね」
二「うん、いいよ!!」
それで 二人でもりあがっている。


「うーん、たぶんいけないと思うけど」

1「なんで!?」

二「なんで!?」

ううーん、言い方によっては、1号の障害をネガティヴに伝える羽目になりそう(これが出来ないから、そこにいる、様な、、、)で、、、、むずかしい。

ここは 事実を はっきり、淡々と言うしかないかな、、、?


「1号はね、アメリカにいたのもあって、日本語がほとんどわからなくて、
しゃべれなかったの。

あと、人がいっぱいいる教室に入れなかったの。

普通学級は30人か40人子供がいるよね。
特殊学級は少なくて しづかだよね。
それで、人が少ない教室のほうがいいかもしれない、と思って特殊学級に入れてくださいって頼んだの。
特殊学級は、誰でもいけるわけではなくて、理由がないとは入れないの。

二号は、たくさん友達がいる教室のほうがいいんでしょ。
特殊に行かなくちゃいけない、という「理由がない」のよ」


これで納得してくれたかな???でも、
さいしょに「特殊がいい」と言い出して半年以上たちますが、忘たころに、「私も特殊にいけるように、頼んで」といわれます。