天国と地獄の話、ありますよね。
天国も地獄も、どちらも 実は同じような場所。
大きななべがあって、中には美味しいスープが。
長いスプーンを一人一本づつ、もっていて。
長すぎて、自分の口には運べない。
天国にいる人は、
自分ですくったスープを、なべの向こう岸の人に飲ませる。
みんながそうするので、そのうち、自分の口にも入る。
地獄の人は、自分が飲もうとするだけで、絶対に飲めない。
という話。
これを二号にはなしたら、
「うーん、なべに入ってるのは、けむりよ。
亡くなった人は おせんこうの煙 を食べるって おばあちゃんが言ったよ。
だからその話は間違いで、
地獄にいる悪い人には、お線香を立ててくれる人がいないから、煙がないのよ。
で、こないだの ほうじ では、しんだひとは、阿弥陀様になるって。
でも おばちゃんは、『星になる』って言ったよ。
で、お母さんは、星になるわけ?それとも、神様になるわけ?」
混乱してますな、、、。
「うーん、蚊になって、2号をちくっと、刺そうかしらね」
「だめよ、蚊だとすぐにまたしんでしまう」