3を、海岸に連れて行った。
石が積んである 大人の背丈くらいの防波堤をよじ登ったり降りたりする。
わたしは一応ては出さずに受け止められるようにそばに居たんだけど、
石の様子を見ながら、落ちたりせずに、ちゃんと自分の腕の力で登るのがビックリ。
蒸し暑いから帰ろうか…といってるときに、急に大粒の雨が降り出した。
急いで3を抱きかかえて 屋根のあるところに入って立たせたら、
3が、雨の中に走って飛び出していった。
「わ〜」と追いかけたんだけど
見ていた人が
「野生の血が騒いだんだね…」というのが後ろから聞こえた