普通学級に居ること 特殊学級に居ること


うちの子は、今は落ち着いており、普通学級に居ても、特に先生に
個別の援助や何かをしてもらってるわけではないらしい。

いける時間のうちの、さらに自分が行きたい時にいき、
帰りたくなったら「帰ります」といって自分ひとりで特殊学級に戻っていく。


(本人は、普通学級に短時間でも行くのは 疲れるからイヤだといっている。)


たとえば、この子がずっと普通学級に居たらどうなってたんだろうと考える。


特殊学級に居たからこそ、学校や集団生活自体に慣れた

普通学級に居たら学校自体にいけなくなってた可能性が高い

なぜかわからないけどいつもしかられる、みんなが当然に知ってることを知らない、自分はできないんだという意識が根強くなってたと思う


↑が90%なんだけど、



10%くらい↓、


でも、でも、困難ながら 徐々に 何とか刺激に なれていたかもしれない

不安な気持ちが強いだけで、(今のところ)授業内容が難しすぎるんではないんじゃないか

ずっと居ることで、もうちょっと友人関係が出来たかもしれない


成長するにしろ、自閉症が治ることはないし、
普通の高校生、大学生になるには1の能力は足りないけど(自閉症でも大学に行ったり普通の企業に勤める人は居るが)、
小学校時代くらい、普通環境に居れたほうがよかったのかもしれない


と みれんがあったりもする。

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でも、1よりも能力が高いといわれるお子さんたち(知的障害がなかったり 通級だけだったり 発達障害があることはわかっていても、通級措置もつかなかったりする子達)が、

能力が高いゆえに いろいろわかるから、悩んでしまったり

能力が高い部分もあるゆえに、障害が無い子と同じものを 当然に求められて
能力のすくない部分もあるんだということがわかってもらえずに 
性格が悪いからとか わざとだろうみたいな言われ方をされて 苦しい思いをしてるらしい

のを見聞きするにつけ


1は、特殊学級に居ることで、「あの子特殊だからしょうがないよね」と暗黙におまけしてもらって居るんだよね…(誰もはっきりそうは言わないけど)

おまけしてもらってるから 居たい時だけでも居れるわけで、
普通学級在籍で、「今日はもう帰ります」といったら しかられるだろう。


おまけなしで対等に はいれるかというと 
やっぱり入れないし(本人はおまけつきでも 長くは居たくないと言ってるくらいなんだから)、入って潰れちゃうんだろうなあ(すでに幼稚園でコテンパンに潰れたので)

これはやっぱり酷だね

と自分を納得させてみる。


ぐるぐる。