数日前に
「あたし彼女」を読み、
安い漫画みたいだ〜という感想を持ち、
「もうケイタイ小説は読まないと思う」なんてえらそうなことをいったのに
その後、昨日「恋空」
その後 今日 「あしたの虹」
を読んだ。
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「恋空」は、本としてたくさん売れたそうで、「もしかしたら面白いのかも、ただで読めるとは得かも」という期待で。
が、最初から最後まで、そこはかと香るDQN風味がイヤだった。
(すぐ怒鳴る主人公の彼とか、シンナーとか、根性焼きとか)
人に罪をかぶせて 相手が退学するのに、「ごめんね、ありがとう」って何よ?
大学受験のシーンで、「K大学は結構難関」といいつつ、「〜edは過去形、〜ingは現在進行形とだけは憶えた」といって 受かるところとか、「それどこの高校受験よ??」と突っ込みたくなる。(その後主人公は「通訳になるのが夢」と口走ったりする)
ありえん。
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「あしたの虹」は、瀬戸内寂聴さんが ひみつの別のペンネームで書いたということで、読んでみた。
(ええ、ふたつNGでも懲りてません、よっぽど暇なんです)
瀬戸内寂聴さんといえば、受験のときかその後かに、源氏物語を読んで、
あまりのエロさというか、お色気というか、その分野が苦手な私には濃すぎて撤退(全部読みはしましたが)、
特にファンだというわけではありません。
きょうの「徹子の部屋」で ゲストででているのをみたので、興味本位で。
この人が書いたらどうなるんだろう、位で読みました。
うーーーーん、
ほかのよりは読めるけど、
やっぱり
うーーーん
でした。
弟はどこ行っちゃったんだろう…??
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ケイタイ小説3つ読んで感じたこと
性描写、妊娠、中絶か流産、誰か重要な人が死ぬ、
前に書いてあったことと後のほうが違っても無問題らしい
主人公少女がモテモテ
出てくる男性が非現実的にイケメン
これは最重要らしい。
後は組み合わせとバリエーションで。
暇つぶしに読む漫画程度の期待値でよろしい
ああ、
わたしも、
漫画に出てくるような男性がどこかにきっといるはずと思った時代がありました。
よく考えたら、少年漫画に出てくるヒロインチックな女性がどこにもいないのと同じだと早く気付くべきだった。
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紙の本で恋愛小説を読んでも、恋愛映画を見ても、
(日本のでも、外国のでも)
は〜??う〜ん…???
ということが多いので、もともと、恋愛小説は苦手分野だと思います。
が、しつこいようですが、
知ってる人物の 馴れ初めとか聞くのは好きなんです…
恋愛に関しては、現実のほうが面白く感じます。
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関係ないですが、昔、母が、妹の持ってた女性向け漫画をこっそり読み、
でも読んだ以上、感想をいわずに居れなかった(しかも、どぎついだの、気持ち悪くなっただの)のを思い出した。
私も、にてきたなあ…