おしゃれなカフェに入らなかった理由

二号3号と散歩したとき

お昼までの間、ほんのすぐ帰るつもりで、11時に家を出た。

結局 散歩してるうちに面白くなって、
ちょっとしたパンや、みかんを もってきてたのを原っぱで食べたり、
公園を見つけて遊んだり、
「もちょっと遠くに行ってみよう」ということになって、2時になってしまった。



「帰り、バスで帰る?次のバスまで30分あるよ、立って待ってるのも寒いし、、、。
30分あったら かなり歩いて戻れるなあ。

それとも、バスで帰らなければ、歩いて帰って、

その分、お金が余るから、お茶でもして帰る?」



と聞いたら、

「私、水筒持ってるよ」

「いや、”お茶”って言うのは、ケーキと紅茶とかをいただくということよ」

「それがいい!アイスでもいい?」

「アイスは寒いよ」



それから5kmほど歩き、
猛烈におなかがすいてきた。


町に下りてきて、
こじゃれたカフェがあった。コーヒー、デザートとサンドイッチで700円。

「ここ、かわいいね、いいんじゃない?おやつも食事もついてるし」

と二号に聞いたら、

「かわいいおみせ!」といいつつ、サンプルを眺め、



「…いや、ほかのトコにする」


店を離れて、二号に、
「何でさっきのとこ駄目なの?かわいいし、サンドイッチもおいしそうだったよ」

と聞いたら



「いや、食べ物が少なすぎたから…」


結局、中華料理屋で、
「ここがいい」といい、カフェと同じ値段の、「チャーハンとからあげの定食 スープサラダつき」を食べていた。



「私、給食を食べるのが1番早くて、
おかずも全部お替りするから、先週、ともだちに、
ギャル曽根みたいね”って言われたの」


えーっ、家であんまり食べない(しかも いやそう〜に、ぐずぐず食べる)ので、
そんなに早く食べれることも知らなかったし、
まさか、お替りまでしてるって知らなかった。

1号は家ではドカ食いするけど、学校では残して、「どうやってそんなに大きくなったの」といわれているらしいので、
正反対キョウダイなのでした。