そこに愛は

だんなが、長く待たされたときに、暑かったのと、いらいらしたのとで、待たせた人のことを、「あのばかが!」といった。

だんなはその人をよく知らない(初対面)し、私は知ってるんだけど確かに ずいぶん待たせるが とても熱心でまじめでいい人だ。


子供たちはあとになってそれぞれ別に、
二号:「お父さんが、バカって言ったけど本当に?○さんは馬鹿なの?」
1号:「”馬鹿というものが馬鹿”というけど、お父さんは馬鹿じゃないよね?」
と聞いてきた。

「いやいや、そうじゃないよ。
暑くて いらいらして つい、言い間違えたとよ。
もちろん○さんは馬鹿じゃないよ。
わざと悪いことをする人が馬鹿だよ。

年をとると気が短くなってくるのかね、お父さんは昔はああいうことはあんまり言わなかったんだけど。

1号も、暑いとか待たされたらイライラするけど、私に「馬鹿!」って言いはしないよね(昔は言っていたが。)えらくなったね」


1号「それは あいがあるからいわないんだよ」


ひょえええ

たまに1はびっくりすることを言う。

そうだわ、愛があるからかあ。

相手に対して、愛が たりないから 簡単にバカっていえるんだもんね。

          1. +

あとでよくよく確認したら
どうも私が早とちりしてたらしい

「おとうさん(だんな)が 昔「馬鹿」を(私に)言わなかったのは、アイがある(あった)からだよ

俺(1号)が人に馬鹿といわないのは 気が弱いからいえないだけだよ」

あっ、そですか

1号が(私に)愛がある といったのかと思って舞い上がってしまった。ちぇっ