大人の不条理に気づく

1号が、あるときに、新しい指導者にみてもらうことがあった。

「わたしは、厳しいですよ。悪いことをしたら、絶対叱ります」

とその人はいったのだそうだ。

でも、ある子が、いたずら(ほかの人を困らせるような)をして、ほかの子たちが、「A君が触ってはいけないものを触りました!」と指導者に言ったところ、

「私は叱りません。A君はいい子だからです」

と答えたらしい。


それを、1号は憤慨している。「あの人、指導者に向かないよ。A君はいい子だけど、悪いことはしかると言うのは別の話だよ」というので、「あんた12歳でしょ。あの人はきっとあんたの何倍も勉強して、指導者になったんだから、向かないってあんたが言うのは言い過ぎよ。」
「本人に向かっては言ってないよ」「当たり前でしょ」

とにかく、これは1号サイドからの話で、私はいろんな状況を見たわけではないけど、1号がその人に対し、信頼をしなくなったというか、
「あ、言ってたことと違うやん」
と思ったらしいことは確実。


しかし、「あの指導者の人は、僕の○○(特技)をほめてくれたんだ。
感動しましたって言ってくれたよ。
そこだけは、俺の心が受け取っておくんだ。
A君を叱らなかったことは、心に受け取らないで置くよ。
人には、いいところも悪いところもあるからね」

といって、本人はフォローしてるつもりらしい。


(なんで、上からなんだ?)