意外と筒抜けです

ある指導者の方が、A君をほめるつもりで、
B君を引き合いに出して、

「Bくんは○(ネガティヴな言葉)だけど、
お宅のA君は、そういうところがなくて、いいですね」

といったとします。

確かに、その指導者は、A君をほめているのでしょうけど、

たぶん、そこにはいないB君やその保護者、さらには別の人たちにも、、、話が伝わります〜

そして、客観的にB君にはそういうところがあるというのは保護者もわかっていても、指導者にそういう比較で言われると、さらに伝聞で耳にすると、がっかりします。
人づてにではなく、面と向かって、「こういうところがあるので 直していきましょうね」といわれたほうが 何倍もいいと私は思います。

もちろん、指導者の方は、A君をほめる意図であって、
B君に対して、仮に、悪意はなかったとしても、

せっかく一生懸命にされていても、もったいないことに、信頼は損なわれるかもしれません。

この場では、自分の子は褒めてもらったけど、そういう言い方を 自分の知らない別の場所ではされるんだ、と疑えば疑えるというか。


「ほかの子はダメな点でもお宅のお子さんはいいですよ」というほめ方は、
かなり危険だと思います。

比較せず、単純に、「A君のいいところをほめる」
「B君の困った点は、(ほかの人にではなく)B君の関係者に出来事を伝える」で充分だと思うのですが??



私も(指導者ではないけど) うっかり やりそうなので、気をつけよっ


ちなみにこれは、特殊学級だから というわけではなく、
普通学級でもです。

私も、親として、子供がらみの付き合いの機会は うんと少ないほうですが、それでも、指導者と生徒、生徒同士がもめたときの先生の対応や親の間の摩擦は 頻繁に耳にします。

自分やこどもが絡んでいないときでも、そういう話を聞くと、
「何でそんなこと、言われたんだろう?」と思ってしまいます。