昨日、みんな引き連れて大きい公園にいった。
以前行った時に、3号がゴムボールを置き忘れ、私も気がつかずに帰ったのだ。
またそれを捜索しにいき、見つからなかったので 管理するところで「もしあったらお電話しますよ」と言って頂いたので電話番号を残し、
その後公園の管理の人から「ボールがありましたよ」と連絡をもらっていったのだった。
安物のどうでもいいボールなんだけど、1号が、ぴかぴかに磨いたすぐあとだったので、できれば無くさずにいたかったのでうれしい。
(ああ、これぞ わが人生という感じがする。
うっかりミスをして、それを取り返しにいって、誰かが助けてくれるという、、、。そうやって日々が進んでいく。)
ありがたくボールも戻ってきて、遊んでいたら、ものすごく暑くて、
子どもたちがかわるがわる、「あつい」「暑い」「お茶、ない?」といって帰ってきては「帰る?」というと「もっと遊ぶ」と遊びに戻っていく。
水筒茶もあっという間になくなった。3号が真っ赤な顔をして目もうつろ。「こういうとき、暑くて死ぬのかも」と思った。
公園の植栽の世話をしているおじさんおばさんを見ながら、
野外でお仕事されてる方、大変だな、、、
どうぞお大事にされてください、、、などと思いつつ、ふと、
「今日は8月6日だった」
あさ8時には寝ていたので、うっかりしてた。
「すごく暑いね。今日は、広島に原爆が落ちた日だよ。
水が飲みたいのみたい、暑い、といいながら
何万人も人が亡くなったのね。
私も生まれてなかったから本当は 見てないんだけど、
戦争があって、そうやって、生きたくても しなないかん人がいっぱいいたんだってこと
は、だんだん忘れる人が多くなっていくので、戦争しようと言い出す人がないように、あんたたちも、子どもに教えてね」
こどものころ、「まちんと」という絵本を見てしまって、恐ろしくて
半年ほど恐ろしく、「何でこんなことを子どもに教えるんだ」と思ったんだけど、
それは大事な事実なのだから、知っておかなくてはならんと思う。
公園の水道から 水を汲んで、ペットボトルに入れて、子どもたちにかけた。
1号3号は、直接水道の下に行って、頭から水をかぶっている。
それでも焼け石に水だったので家に帰った。