マイケルジャクソン

自分が洋楽を聴いていたのは、1983−86くらいまでだと思うのですが、マイケルジャクソンをすごいと感じてはいなかったです。
(自分の世代よりも、ちょっと年上の人が好きになるんだろうな)という感じの。
(自分はもともと、ダンスというものが嫌いだし、ぴったりした衣服とか、ひょ!とか、ほう!とか はっ!言う奇声が苦手だった)

ここ十数年は、少年に対するセクハラ?とか、子どもをベランダから(うっかり)落としそうになったり、整形しすぎとか、奇行みたいなものばかり取りざたされていたし。ペットでチンパンジーを飼っているとか(私はサル類がもっとも苦手だのに、なぜわざわざペットに?!)、、、
マイケルといえばゴシップ、みたいな。数年前?「マイケルの真実」のようなタイトルで、肌の色が白くなったのは漂白じゃなくて病気だとか、少年への性的嫌がらせはなかったとか、そういう番組だった。この人はもしかして、傷ついた少年のままというか、純粋なひとなのに誤解か、嫉妬や悪意によってヘンに伝えられてるのかもしれないなあ、、、とは思った。

テレビで見る映像も、歩くときは黒い日傘をさして厚化粧、骸骨みたいにやせていて,,,今年の春か去年の冬ころ、「これが最後のコンサートだよ!」といってるのをワイドショーでみて、熱狂的なファンがそれを取り囲んでいるのだった。ああ、根強い人気なんだなあ…と思った。
(相変わらず 自分の好みでは、ダンスや音楽はすごいとは思えなかったけど)

印象がひっくり返ったのが、
娘さんが立派な言葉をマイケルに送ったのをテレビで見たときだった。
娘さんといってもあまりにていないし、
顔を出して大丈夫なんだろうか、、、と思いつつ、それでもあまりにもスピーチが立派で感心してしまった。

この子がこういう発言をするようなのだったら、きっといい家族だったんだろう、、、と思った。

マスコミも、なくなったとたん、キングオブポップとか、偉大なるマイケルとか、手のひらを返しすぎ。生きてる間に、もっと正当に評価し、公正に見てあげたらいいのに。

歌やダンスは自分の好みではない、とおもっていたが、こないだテレビで流れるビデオを見たら、ある時期のまでは、すごかったんだなあ!カッコ、いいやん!!さんざん、見てたはずなのに、何で気がつかなかったんだろう?と思ってしまった。なくなる2日前の映像というのも見たけど、50歳で 薬物とか痛みとか 色々あっただろうに、あれだけかっこよく踊れるなんて、ラジオ体操さえできない自分は同じ人間かいなと思ってしまった。

まあ今は美化しすぎて伝えてある(ので自分もそれに影響されてしまってるんだろうけど)んだろうけども、かっこよかったんだなあ、、、。