道筋どおりにね

障害児の保護者で出た話題。

「小学校高学年の子どもに、テレビの幼児番組を学校で見せるの、やめてほしいんですよ、
あれ、親が悲しくなるんですよね」



幼児番組に関しては、私は、自分の妹が見てるころから、「お母さんといっしょ」が、どーしても好きでなく(歌も踊りも苦手な上に、あの高いテンションが苦手で)、子どもにも あの番組の存在を知らせまい、見せまいと思っていた。
(「ピタゴラスイッチ」は、良い。)

ちょうど 幼児時代の1号も、子どもの声やら、音の多いのが嫌いで、すぐテレビを消すので、見ずにすんだわと喜んでいた。


が!!!

10歳をすぎてから(うんと年下の二号ですら見なくなった後に)夢中になって見だしたのである、、、

どうも、学校でチラッと見て面白いと思い始めたらしい。

対象年齢5歳というのを大真面目にみている。

たまに内容に文句を付ける(えっ、そんなこともできんの?みたいな)ので、
「あんた、その番組、5さい用に作ってあるから。
あんたにとっては当たり前のことでも、5歳にとっては勉強なんだからね、
いやなら見なければイイやん」

「いや、好きだから見ます」



そういう意味では(学校で見せてくれなかったらよかったのに)と思う一方、
やっぱり、成長が遅くとも(遅いからこそ?) その5歳なりの成長の道筋というのを 飛び越しはしないんだなあ

と思うのだった。

仮に学校でその番組がついていても(先生が やむを得ず席をはずす場合などに見せるようです)、
興味が無い子は ついててもみないだろうし、
面白いと思ってみてる子は、
やっぱり面白くてみてるんだから、いくら親が嫌がっても、
見せてもいいと言われる子だけに、別室で見せてても 見たい子は教室を出てまで見に来るのである。

たぶん。