東野圭吾 「秘密」「夜明けの街で」

※ネタばれあり※どちらも面白い本なので、読まれる予定でまだ読んでない方はスルー推奨!!

東野圭吾の、推理小説でないもののほうが面白いと思う。

「秘密」☆5
うんと苦しい本でした、、、どちらも、お互いを深く思っているのが。
うちはまずだんなが読んで お下がりをもらって私も読んだので、だんなはどういう感想を持ったのか?色々聞きたくてむずむずする本でした。
その後、ほかの女性はこれを読んでどう思うのか知りたくなる本でした。これは男女パッキリ感想が別れると思いますが、両方を丁寧に描けるってどういうこと?と思います。


「夜明けの街で」☆4
これも、最初からじっくり読める本でした。
「秘密」を書いた人が、不倫をどう書くのか?どう扱うのか??
これは私が図書館で借りて読んだのですが、正直(だんなはよまんでくれ〜)と思いました。浮気なんてするだんなとは 自分の時間の無駄なのでさっさとわかれる、と私は思ってたんですが、(同じせりふを吐く女性も登場しますが豹変!)ああ、なるほどね、、、、と思う内容でした。
「秘密」とは全然別の苦しさがありました。
この作者が、殺人事件が起こらない本を書いてもきっと自分は読みますね。(買うかどうかは別として)