障害を持つ人が数人働くカフェがあります。
私は、もう10回以上ここに通ってる(ごはんを食べに。すっごくおいしいし値段もちょうどいいし、3号が「○(店名)にいく!」というので)
そこはとても居心地がよく、カフェなんてとてもとてもという、おしゃれな場所にビビル(居心地が悪い気がするような)私でも入れます。
お客さんもとても多く、日替わりランチは 売り切れているときもあります。
あえての、短所といえば:
ちょっと店員さんの話していることば(発音)がわかりづらい(慣れるとわかるようになりました)
注文してから でてくるのがややゆっくり(全体的にゆっくりしてるので、こちらも ゆっくりできる ということでもあるが 時間のないときにはいけないかも)
レジと調理場に数人、補助されてると思われる人がいますが、
そのほか常に接客してるのは障害のある人です。
その方たちが、やっぱり、一人ひとり性格や得意分野が違い、
でもどのかたも一生懸命、落ち着いて接客されてることがすばらしいです。
決まったことだけではなく、臨機応変さもあるというのが私には驚きです。
一度、3号が、いすに座って靴を脱いでいたのですが、
靴を脱いだまま店内を移動してしまったことがあり、そのときちょうど通りがかった店員さん(シャイなかた)が、
「お子さんが お靴を脱いで お店を歩かれますと 危ないので
くつを はかせてください」
といわれたんです。
「あ、すみません」といって はかせたのですが、
私は、「障害のある人は補助してあげないといけない、理解してあげないといけない」と思い込んでいたのですが、
そうじゃなくて 対等というか、
こちらが間違ったときはもちろん、障害のある人のほうが注意してくれたり こっちが補助してもらう経験というのは、初めてだったんだけど
本来は 当たり前のことなんだわ、
と思ったのでした、
ちゃんと書けてない気がするのですがそういうこと。
まあ思い返せば 私は 家の中では しょっちゅう1号に助けてもらってるし ね〜。
以前 1号がこのおみせで、食事のあと、コップや皿を4つくらいまとめて上に重ねた(本人は運びやすく片付けておいたつもり)ときは。
ゆっくりとした男の人がお皿をさげに来てくれて、
いったんまとめて持ち上げたんだけど
「できないみたい、、、。すみません、もう一度やり直し、、、」
といって、立っていたのを座りなおして、お皿やコップをたいらに直して
もう一度ゆっくり立ち上がって厨房へ持っていったのでした。
++++
あるチェーン店の飲食店で、知的障害があると思われる大人の男性と、高校生くらいのアルバイトと思われる女の子が働いてるのをみたことがあります。
女の子は、動きがゆっくりで、ペースが合わない(ぶつかったりしてしまう)男性を、「もーじゃまだって!」と声だかくののしったり、ぶつぶついやみを言ってるのでした。
もともと好きなチェーン店だし、たまたま入った店なのですが、最初見たときは、障害のある人もお仕事をさせてもらってありがとう、という目で見ていたのですが、ちょっといたたまれなくなって、それからもうそこには行ってません。
障害のある人も含めてこの世の中があるんだよ、、、