どっちがいいのかな?

1号は、以前の学校では、ほぼずっと、特別支援学級にいました。
先生が、「交流、行く?」「行かない」「じゃ、ここに居ようね」
という具合です。
交流で何か先生を困らせたことはないそう、でも本人は緊張するようで無理強いはしませんでした。

ところが引っ越してみると、最初だけ様子見かもしれませんが、
「交流においでおいで」という雰囲気なのです。


年齢が上がってくると、みんな(障害のない子も)が難しい時期なのだし、1クラスの人数も多くなるし、勉強もぐっと難しくなるし、
障害のある子は
ついていきにくいから、個別指導中心になるんだろうと思い込んでいた(ずっとそういわれてきた)ので。。。

「おいでおいで」には親子ともどもびっくりしています。


「1くん、ノート持ってきてないね、
明日はノートを持っておいでね」

「ノートって何ですか」
(これまで個別にプリントとかドリルだったので
ノートを持ったことがない。。。。)

普通学級の宿題ももらってきますし、朝のミニテストのようなものも持ってきます。

ミニテストも、7、8割くらいできています。
これまで(授業で)ほぼやったことがない割には
よくやってると思います。
家でドリル1ページとか 学校でほんのちょっとの個別指導のぶんだけで
やっているのだから。。。

ただ、「隣の席の人と交換して丸つけをする」というものをしたことがないので「丸をつけ間違ったらいけないので先生が○付けしてください」
といってるそうです。えっ。。。先生を使うの?


小学校で、理科、社会の授業を受けてないのに、
中学校の理科社会に参加しています。。。不思議です。。。
いいのか??


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子供たちを見てても、たとえ、能力が及ばなかったとしても
「普通学級に みんなと一緒にいたい、自分のためにやっていただいてるというのはわかってる、でも、個別はいや、援助もいや。」
というお子さんもいれば、

1号のように、「何で普通学級に行かないけんの?」個別大好きマイペース、人にあわせるってことは知らんわ、普通って何さ?
という子もいて。。。


なるべく普通学級に行かせよう、としてくれることは
親は本当にありがたいと思うのですが(何倍も手間や、時間、がかかると思います)
子供は「なぜ行かないけんの」というようでは先生方に申し訳なく。

おいでおいでといってくれる雰囲気に1号がなれて、楽しくいけるようになるというのがベストですが、

以前1号を受け持った先生方は、「くれぐれも無理させないで上げて」とおっしゃいます。
つまり、無理させるとつぶれる可能性大、という意味だと思います。

とにかく、学校全体はとてもいい雰囲気なので本当にありがたいです。