ほん「ぼくには数字が風景に見える」

うん、うん、これは面白い本です。

サヴァンをもった アスペルガー本人の著で、
内側からの記録です。

私は 残念ながら、数字が、だい嫌いなので、
「数字が風景」部分には共感はできなくて残念なのですが、
それを差し引いても、ホント面白い(興味深い、応援したい)です。


ただ惜しむらくは、最初のほうに、精神科医からのコメントが載っており、、、
「もしてんかんアスペルガーになってしまっても」
「人がアスペルガーになる割合は300分の一」というような、

正常に生まれて 後にかかった病気 のような記述が二箇所あるのが

(それも精神科医のコメントである部分が)どうしても引っかかってしまう。

やくが違うのか 私が間違ってるのかな?


自閉症で生まれる確率、では いけなかったのかな?


まあ それは 本文には関係ない、ほんのちょっとのことで、

内容はすごく面白かったです。

この本の著者が、円周率を暗証したテレビ番組は
チラッと見た記憶があるのですが、
本のほうがずっと面白いです。

著者が、同じくサヴァンをもった、レインマンのモデルの人物(9000冊の本を暗記するが生活全体に介助がいる人)とあうところも
わくわくします。

追記:この本で、「彼は117という数字に似ている」とかって言う箇所が数回出てきてびっくり。
人を数字に似てるなんてなにごと。。。?
まだ、「プリメーラワゴンの後ろの顔」のほうが人間に似てる。