1号が、彼なりの理由はあるのだが、
結果 普通学級の授業を邪魔するようなことをしてしまった。
それほど深刻なこと(誰かを傷つけたり)ではないし、
でもクラスのほかの子にしたら納得いかないことだろう。
担当授業の先生は、1号のことは理解しようとしてくれてる先生で(だからこそ1号が少しつけあがったのかもしれない。1号にはそういうところもある)、
笑って軽く報告しときましょうか、
という感じで特別支援学級の担任に伝えられたらしい。
特別支援学級の先生も、ちょっとびっくりしつつ「(担任に)すみません。
(1号に)笑って済ませるよりは良くないことなので、まあお母さんには報告しとくね、」という感じで(1号は私と先生の連絡ノートを読むので)私にも報告がありました。
1号は、叱られて初めて、悪いことだったんだとわかった様子で、
「お父さんには言うの??」と心配している。
「お父さんに言うかどうかはあんたの問題じゃないんですけど。
それより、あんたがどういうつもりでそんなことをしたのか話して頂戴。」
1号「僕はただ、恥ずかしくて、先生の指示に、「したくないです」と応えたんだけど、しなさいといわれたので(ふざけた行動をしてごまかした)」
「あんたは、幼稚園のころから、周りに自然と合わせることが難しい子だったからね。”立ちましょう”といわれては座り、みんなが踊るときは棒立ちで ”いらっしゃい”といわれたら、逃げ出すし」
1号「それは生まれつきだから、それが僕の障害だと思う。」
「それがあんたの障害ならば、私も同じ障害で、きっと1号よりもひどい(程度の)障害だわね。(私の母子手帳にもそっくりな記述がいっぱい残っているし、私の記憶にもあるので)
でも、”障害だから このままでいいんです”
といってたら あんたの成長はそこで終わりだよ。
それも(成長しないという選択をするのも)あんたの自由だし、
障害があっても 人よりも遅れても 自分の成長をしますっていうのも可能なんだよ。
どっちを選ぶかはそろそろあんたが決めていいんじゃないの?
だから”どういうつもり”って聞いてるんだよ」
1号「俺は、一度失敗して怒られたから、そこから学べる。
だから同じ失敗はもう、しません。
知らずに してしまうかもしれないけど、
今回のように わざとは、しません」