現実の怖さを知る

先日旅行をしたときに

「戦争関連の資料館に行こう」と提案したところ、

二号が怖がって反対した。



1年位前かな?子供3人連れて、ほかの知り合いも一緒に、広島の原爆資料館に行ったんだけど

子供らはみんな淡々と見て回ってるように見えたんで、
(わからないのかな?まだ)と思っていたが。


二号は、怖くて眠れなくなる日々が続いたらしい。

なので今回も、「戦争資料館は 怖すぎて見きれない」と。






その後だいぶたって、二号は学校の作文に、原爆資料館を見たことを、書いていたんだけど、

彼女なりの、怒りや怖さや悔しさが連綿と書かれていた。




そして、二号は 両親は日本人だが、アメリカ生まれであるので、アメリカ国籍を持っている(たぶん)。

もちろん 彼女に アメリカが原爆を落とした責任は ないんだけど、
彼女が今持ってる夢があって、それはアメリカに行くほうが研究が進んでる分野だし、
もし、国籍があることで、将来アメリカ人になる選択をする
というときがあるかもしれないし、

やっぱり 歴史も よく知っておいたがいいと私は思うのだった。




私も 原爆は絵本や資料でしか知らないけど、子ども時代のある時期、
本当に長い期間 怖くて仕方がなかったし(もちろん今も怖い)、
こんなことは知りたくなかったとずいぶん思ったが、


やっぱり誰しも いくら間接的であろうとも、知っておいたほうがいいと思う。