綿を摘む

常々、(綿を植えてみたいなあ…)と思っていたら

綿の枝を売ってるのを見つけた。


はじけた綿の花がいくつも付いた、たぶん観賞用のもの。
(テレビで、旅館のいけばなに使われてるのを見たことがある)



買って帰ったら、

1号「俺、学校で、綿花って習ったけど、これのことだよね」

二号「摘んでみたい!」

ということで、ちまちま作業の好きな二号と一緒に摘み取ってみた

3号も加わり


これが思った以上に ちまちまです

一つの花に、五個くらい部屋があって、一つ一つに、綿に絡みついた種が八こ づつくらい入っている。

その種が、取りにくいんですね…


自然と分業制になり、3号が枝から外し、綿を摘み、二号と私で種を取り除く…


開いていないつぼみにもワタは入ってるんだけど、そういうものは、たねもふにゃっとして、植えられる感じがしない。


一つかみのワタを得るのに、私と二号と三号とで、二時間くらいかかったかも。


葉っぱのくずなどが 繊維に絡みつきやすいし、

これを糸にして、それを織るって、どれだけ気が遠い作業…?

綿製品なんて、安いものですが、これは大変な作業ですね…機械化されてるんでしょうか・

以前、たまたま読んだアメリカ小説に、作者の幼少のころの話で、

綿摘みの作業がどれだけ嫌だったかが書かれていたけど、

これが生業というのは大変ですね、きっと…

たまにちょっぴりやる分には面白いけど。


わたの一部分は二号の工作素材となりました。

3号が少しとって「ワタちゃん」とかわいがり、

残りは1号の人形作りに使われることでしょう…

種は時機を見て植えてみます。