映画「レインマン」の脚本を読んでる

だいぶ前にオークションで買った映画「レインマン」の日米両方のセリフ(原語と日本語訳)がのった脚本(普通に売ってるらしき本、大学かどこかの英語の授業のテキストかもしれない)を読んでいる。

映画は何度も繰り返し見てるので、だいたい何を言ってるかはわかってたんだけど、映画字幕では全部は、訳されてないし 細かいところが分からなかったので買った。

25年くらい前の映画で、自閉症という言葉がそれほど広まっていなかったと思うんだけど、
それにしては 映画が、特徴をとらえてるというか、うまくできてるなあと毎回見る度に思う。

この本には、日本語でセリフ内容の解説なども載ってるんだけど、

この解説が・・・割と怪しいなという感じで…

レイモンドが、スザンナ(弟の彼女、とっても、いい娘!)にあって、
「何の薬処方されてる?」みたいなことを聞く場面があるのですが、

本の、日本語解説では、このセリフでは、「スザンナの香水のにおいを尋ねている」というようなことが書かれていて、

そうなのかもしれないけど、そうなのかな〜??と思う。

本当に文字通り、「何の薬処方されてる?」という言葉で、気に入った人に身元調査をするときの決まり文句なんではないかな?と思うのだけど…

(うちの自閉症君はそういうことを聞くので。好きな人には、「きょうだい何人?アレルギー何?病気は何?(家族などがすでに「亡くなっているよ」と言えば)「死因は何?何の病気??」判で押したように決まり文句を聞き、聞けば安心するし、聞けなければ(制止されたり)聞けるまで落ち着かない
そういう自閉症っぽさを描いてるんじゃないかと・・・)

もし、香水のにおいが好きなら、「その香水どこの何?」とストレートにきくのではないかと…
でも 自閉症の子供たちでは、「香水のにおいが苦手だ」「耐え難い」という人はよく聞くけど「香水のにおい、好き」という人は聞いたことが無い