生まれつきと、そだちかた

1号は、少人数学級(障害児学級、特殊学級、まあどんな呼び方でもいいけれど)
にいる。

交流といって、普通学級に参加することもある。


二号は、特に発達のばらつきもなさそうで、友達関係も良好で、
多数派に属する子だと思う。

1号が、もう二年位前から、
「二号も、僕と同じ、少人数学級に行くんでしょう。
少人数学級、楽しいよ、行かせてよ。」

というので、

「いや、行かないと思う、二号は ともだちが多いところ がすきなのよ。
1号は、人が少ないほうが落ち着いて勉強できると思うので
少人数学級にいるのよ。

でも、もし、1号が、交流学級にずっと居たいのなら
そうできるかもしれないね」

と説明している。

今年のゴールデンウィークは、
「僕は人が多いところでも疲れないんだ」
と言い張っていたが やっぱり がたがただった。

ただ、なんとなく物心つき始めたというか、
遅いながらも、意欲が出てきたというか、
普通学級でも いろいろ出来ないことに挑戦したりは してるらしい。

逆に、少人数学級のほうでは、刺激が少ないのでなめているというか、
物足りなかったりという場面もあるらしい。

発達の偏りが大きいので どっちつかずになるというか、
しょうがない部分ではあるのですが。




今日、

「僕が 人が多いところが苦手なのは、
治らないの?」

といった。

「うーん、半分は「性格」といって、生まれたときから決まってると思うよ。
でも、もう半分は、大きくなるときに変わっていくと思うよ。

ただ、「人が多いところがすきなほうがいい」とか、
「人が多いのが苦手だから治す方がいい」とか、そういうことはないのよ。
それぞれでいいんじゃないの。」

という話はした。

わかってないかもしれないけど、、、。

彼は彼なりに、自分の発達のかたちに疑問を持ってるんだと思う。