刺激に耐えられない子、エネルギーが有り余ってる子

子どもらと親たちとみんなで、合宿に行った。

同じ、自閉症系の障害を持つ子達でも、
大まかに、多動とか言われるような、エネルギーがあまりっぱなしの体力のある子、動きが多く、絶えず刺激を求めてる子もいる。

1号のように、
楽しい、うれしいではあるんだけど、あまりの刺激の多さに、
すぐいっぱいいっぱいになって 体力もあまりなく、おとなしくナイーブで、
集団の刺激にがまんできなくなって、なみだを流す子もいる。

(二号は、ちゃっかりなので、刺激が欲しいときは多動グループに混じりかけまわり、
疲れてきたらナイーヴさんたちと憩っている。)

もちろん、どちらでもないにこにこ中間派、
時によってどっちともいえない(波が激しく、両方の傾向がある)子たちもいる。

この子らが渾然一体となって同じ部屋にいるって すごいことになるんだね。

しくしくとないてる子を 多動っ子たちがぴしゃぴしゃ叩く、逃げる、
テレビの音量を爆音にする、叩かれたことで「いやだ」ということもできずに、
さらに苦しくなる子がいる一方、
相手してもらえないから さらにちょっかい出して、なく子笑う子、わやわやになった。

部屋を、「落ち着きの部屋」と「エネルギー発散の部屋」に分けた。
たいていのこは これで、うまく行ったけれど、

中には、落ち着きが欲しいのに、「でもここにいたい、、、」という子もいて、
(いつもは 人懐っこく一人で居たくない子で、 今だけ疲れて崩れてしまった、など)

正直、親もくたくた、、、
多動のこの親は追い掛け回して叱るのに疲れ、
ナイーヴのこの親は なだめたり 刺激を除くのにぴりぴりする。



んん、でも どちらも、終わってみると、「来年も行きたい」というのは不思議だ。
そして不思議と 私も楽しみにしてるんだ、、、。