学力、情緒、適応力、、、。何が欲しい??

知的障害、情緒(行動?)が落ち着かない子、自閉症、そのいくつかがある子、
、、、いろんな特徴を持つ子どもたちのお母さんと 少し打ち解ける機会があった。

あるお母さんが、ぽろっと、冗談っぽく、

「治らないっていうのはわかるの。でも、うちの子、知的障害がなくなってくれればな、と思っちゃうときある。
勉強がも少しできたらいいんじゃないかな、、、と思うの。」

「いや、、、そうじゃないと思うな。いくら、
算数の問題が解けても漢字が出来ても、「ここでまっててね」が出来なくて
いっつも振り回されるよ、うちは、、、算数とか国語の、能力は関係ないのよ」

「うちの子は行動もめちゃくちゃ、本人もつらそう。漢字もかけないけど、
やっぱり、漢字よりも
情緒的に落ち着いてくれれば もう何ものぞまないな。」

「子どもたちどうしが、同じくらいの子どもたちと会話したり、楽しそうに遊んでるのはとってもうらやましい。自閉は なかなか、会話にならないし、
うちのこは、子供どうし、 かかわれないもの。本人は一人で幸せにやってるってわかってるけど、ポツンとしてるから、見てて切ない、、、」

「うちの子はすごく失礼な発言多すぎ。もちろん悪気はないし、そこが障害なんだけど、、、人を怒らせたり 傷つけたり、嫌われたりするほうが 余計ややこしい、
漢字も算数も、出来る!ってほどではないけど、それよりも、
口を、糸で縫っちゃおうか!?と思うわ、(ごめん1号、、これは私)」

そこで笑ってお流れに。


でも、個性も特徴も性格も ばらばらな子どもたちが、
それぞれの速度で成長していくのを、見るのは楽しいこと。

自分の子ばかり心配してると、ぶつかり合うほかのこの個性が邪魔に感じることがあるけれど、

ほかの子の、自分の子にない部分に ちょっぴりうらやましい部分を感じながらも、
こどもたち個々の成長に目を向けて 喜んでいけるような、
お母さんたちの関係が出来ればいいな、、、

出来たら、たりないものを 補い合えるような関係が出来たらいいな、、、

子どもたちは割と自然にそれが出来ています。
親同士も、ね、、、。


と思う私でした。