お別れ、1号より

二号は、物心つき始めてから 人と死別するのは初めてだったけれど、

1号は、昨年なくなった 別の親族の なくなる瞬間にも立ち会ったし、
(ご家族にも1号への理解があり)骨を拾うところまで全部見せていただいたので、
お通夜や葬儀のことをしっかり記憶してるので、

それ以降、数々の疑問に答えてきたので、もう ある程度理解してるよう。

昨年のときは、
「おばあちゃんを箱から出して!」
「ふたを閉めてはダメ!息が出来ない」
「(誰かが、これから焼くのよ、といったので、そのいった人に
泣いて突進し、つかみかかった)
この人が、おばあちゃんを焼くっていったからだよ!!」
「焼くと熱いはず」

と、一つ一つの行程に 抵抗し動揺して、ずうっとご遺体のそばについて離れなかった。

そのことはしっかり憶えているのか、
今回は、お葬式でも二号に、「笑ったり 騒いではいけない」「これから焼くんだけど熱くないんだよ、」などと教えている。

なくなる前のご挨拶には間に合わなかったので、
お通夜に駆けつけ、なくなったかたの顔を さいしょ見たとき、


1号は、「箱にまだ入っていなくてよかった、お布団でよかったね。(私に)
(故人にむかって)また会いましょう」
といっていた。
そして箱に入れるといって手紙を書いていた。

そしてやっぱりご遺体のそばを離れない。


(もう 動いてあえないことは理解しているが、たましいになって 上からいつもみてくれてる とは思っているらしい)