1号が部屋で、「ピーポ、ピーポ」ならしてる。
リコーダーだ。
私は音楽が大嫌いで、通知表でも、「1」をもらったことがあると思う。
1号もやや苦労してるらしい。
どれみを 書き込んだのは何とか ふけている。
「楽譜読めないでしょ、階名かいてあげようか?」
ときいたら、
「えっ、おかあさん、できるの?」という。できないけどね。
だんなに、最初の音階だけ書いてもらった。
(だんなは、0.1秒で書き込み、『信じられない、これがソ、だってことが、わかんないヤツがいるなんて』といった、すみませんね。)
そしたら、差し引きして書き込める。
非常に苦心して 音階を書き込んだら、1号が、
「ゆっくりでいいから、一緒にやろう」といって自分のキーボードを持ってきた。
私は笛で。低いド、が出ない!
ぴーこぴーこ、ぶうぶうと、なんとか二人で、
『富士山』がひけました。
数日、音符の悪夢をみそうだけど、ホントは少し楽しくもあった。