フォント


1号が文字を覚えた(読める)のは2歳代です(アイウエオのボタンを押して単語を作れた)が、
自分で かけるようになったのは5−6さいころ
(鉛筆や、「何かを握って書く」のが駄目でしたので遅かった。)
書けるようになっても、鏡文字、筆順も見事に逆転再生でした。
しかも、どんな角度からもかけてました。

たとえば 私と向かい合って座ってたら、私のほうに向けて180度回転させたものを書くし、
左となりにいれば
90度回転した方向にかけていたのです(今はできなくなっています)

しかし、「フォント」に苦労しました。

ひらがなの「り」でも、一筆になったようなフォントと、
カタカナのリに似たような、ふた筆になったものがありますね
それが「違う文字」と言い張る(発音もRi,Liのように、二パターンに変えていました)のです。

数字の3も、丸っこいカーブの3と、ろ、に似た、角ばったものとありますね、
それがどう違うんだ、といって「同じ」と答えると 「じゃあなんで形が違うのか」と怒っていました。

それに対して、「墨が落ちたように書いてるだけなの、「フォント」が違うのよ」といって、いろんな種類のフォント集を見せると
怒りがおさまりました。

それからフォントに凝り始め、
一番のお気に入りは、「江戸勘亭流」http://ohkadesign.cool.ne.jp/wabunfont/category/kanteiryu.htmlでした。

今でもたまに、日記を勘亭流風の文字で書いたり、
1号が絵を描く中に、「だんご」屋さんの暖簾がこのフォントでかかれていたりして、
よくみてるなあとほほえましく思う。