50、60代で働く女性


アメリカにいたときに、
60代で働いてる女性にはずいぶんお世話になった。

1号の幼稚園の先生も63だとおっしゃってたし(子供二人いっぺんにかかえて振り回していた)、50代40代もいらした。と言うか全員がそういう年齢(子どもが数人いるか
育て上げて孫が居るという人たち)だった。

幼稚園と言えば =ぴちぴちのお姉さん先生 と思っていた私は驚いた。
私にも母としてのアドバイスをいっぱいくれるんですね。
こそだての同士、先輩というかんじ。


ラスベガスで バスをびしっと運転していて、
失礼な若造を一喝して黙らせたのも 60代女性だった。

空港で飛行機が出ないときに、粘り強く別の提案をしてくれた女性も、
ボランティアという名札をつけた60代くらいの女性だった。
クリスマスという(アメリカ人は家族で集まる大事な)時期に、
自分のためではない仕事をしている、、、

郵便局の窓口にも、お店の店員さんも、ぴらぴらのコスチュームを着たウェイトレスさんも、
うちの母親くらいの年配の人がおおくいた。


私は いやそうな若い店員と ニコニコ顔のおばちゃんが居たら、
迷わず おばちゃん店員に声をかけました。

総じて若い人より、気配りや采配が上手なんですね。


旅行に来た家族たちも 高齢の人も働いてることに驚いたと言っていました。

母は、

「いいねえ。こんな年でも元気に働いてて うらやましい」といっていた。

義母は、「こんな年でも働かなくてはいけないなんてかわいそうに」
と言っていた。

日本も少子化で労働力が、と言ってるけれど、

女性で「働きたい」と言う人はいっぱい居るんじゃないかなあ

働きたくない、働かされるなんてイヤ、と言う人も居ると思いますが、

働きたいんだ、こういう技能 特技持っています。と言う人に機会が増えると思う。


女性の、若さばっかりもてはやす風潮が薄くなればね。