病気、治ったね

ウチの長男 自閉症(=自閉性障害=?広汎性発達障害、とにかくそんなもの)

今年は 
落ち着いていた。

年末、正月も、悪態つきになったり、かんしゃくを起こしたり ないたり 裸になったり、しつっこく意地悪言ったり、しなかった。

雑煮もから揚げも喜んで食べ、偏食も あるけど、許容できる範囲になった。


2歳くらいと、6歳くらいのときに、大荒れだったので、その印象が強い人は、

「よくなったね」
「オニイチャンになったね」

といってくださる。

私の妹も、

「病気、治ったじゃん」

といった。

カゼか げりのこと?でも かかってないし、と思ったら、
「かんしゃくのあれ」

自閉症のことらしい。


「ううん、治ってないよ。いまは適応してるけど、

このまま、変わった子のままで成長するんだよ」

といったら、

「ふーん、どっこもおかしくないけどね」と。

いや、さっきから、私たちが違う話してるのをさえぎって、
数字と、パソコンの操作の話しばっかりしてるし、、、


きっと、妹(やら、まわり)のほうが、1号に慣れて、

奇異に感じなくなったんだと思う。


周りに同じくらいの年の、比較対象もいないから、
オトナとしゃべってると、穏やかな普通の子に感じるらしい。

これが子供同士になると、ぜんぜん輪に入れないし、
明らかに幼くて、浮いてるんだけども。

そういうところを 親戚がみることってないから。

どうも、落ち着きの理由は3号らしい。

なぜだか説明しにくいのだけど、
3号がいると 1号が穏やかになる。

赤ちゃんの話題は、1号にもよくわかる話で、話の輪に 加わりやすかったりもするんだけど。
「それじゃあ4号もいたらいいね」と誰かが言うと、1号の顔はさっと変わって、

「いや、もう十分です。いりません!!」

と いっているが。