知り合いのおうちの 3番目ちゃんのお話。
予定日よりだいぶ早く生まれた、ちいちゃな、女の子でした。
上のお子さんたちと年が近くて、しかも上の子どもたちは暴れん坊の男の子。
お母さんは、男の子たちを追い掛け回して、一日があっと言う間に終わるそう。
「アラ」と気がついたら、赤ちゃんにお乳をやっていない。
何時間?
途中何回か、控えめに泣いたんだけど、
「ちょっと今は!あとで!」といってるうちに眠ってしまう、、、
遠慮がちな赤ちゃんだそうです。
その繰り返しのおかげで、ずいぶん体重が減ってしまって、
検診でママは叱られたそうです。(だれが悪いわけでもないのではありますが)
おお、無欲な赤ん坊よ。
***************************
うちの3号も、3番目の常なので、後回しにされることは割とあります。
が、その分
後で取り返すように ぐいぐい飲みます。
ほっぺたは はじけるんじゃないかという位、ぱっつんぱっつん。
焼いたパンのような顔しています。
要するに、食いしん坊です。
最近の赤ちゃんは、生まれたすぐに、へその緒を切って、すぐに抱かしてくれるんですね。
そのときすぐに乳を探し当てて飲んだ子です。
**************************
1号を産んだときは、お風呂に入れてもらって、保育器?で観察して、、、
赤ちゃんに触ったのは、生まれて何時間もあとです。
ミルクか、お砂糖水とかを新生児室でもらっていたと思います。
赤ちゃんとの写真も保育器越しにで、
箱に入った赤ちゃんを何時間も眺めた覚えがあります。
当時はそれが普通だったようです。
++++++++++++++++++++++++
最近は、お母さんの母性のスイッチを入れるためか、すぐに抱かせるようです。
二号を生んだのはアメリカでですが、まだ血みどろの赤ちゃんを、
ちょっと紙で拭いて(産湯は無いようで)、「どっさり」と胸に乗せられた記憶があります。産む最中も、「It’s a girl]といわれても、女の子より男の子がよかったなあ〜と思っていたはずが、
この「どっさり」ですっかり赤ん坊にめろめろになりました。
女、男なんてどーでもいいわ、と。やっぱりスイッチが入ったのだと思います。
アメリカでは、生まれたすぐの赤ちゃんを、里子に出すとか手放すと決まっている場合、なるべく抱かせず、すぐに、離すようです。抱いてしまうと、情が移るんですね。
*********************
3ごうを、「はい」と、胸に乗せられたときは、
やっぱり、ずっしりしていて、さっきまでおなかに入ってたときよりも重く感じました。
その3号が、ふがふがいいながら、はいはいをしたような格好で移動し、
お乳を飲んだので、だんなも私も驚いてしまいました。
もちろん、お乳は出てなかったと思うのですが、、、。
「生まれて10分くらいなのに、もう飲むんか!」とだんなも笑っていました。
普段はニコニコと愛想のいい3号ですが、乳を飲むときの眼が怖い。
ぎらぎら☆☆しています。
話しかけても全部無視。ひたすら、乳。じゃますんな〜という必死の形相です。
無欲な赤ちゃんもいれば、欲にぎらついたやつもいるんだなあ、と思ったのでした。