すなどけい


だんなが、子どもらに砂時計をくれた。

お茶のペットボトルについてたおまけだそう。

一個しかなかったんだけど、取り合い。

一緒に使いなよ、と言い聞かせてたんだけど、1号が本当は使いたいくせに遠慮し、
二号がとってしまう。

後で買いに行ったが、ずいぶん前のおまけだったらしく、もう売っていないらしい。


数日後に、だんながまた「あったよ」といって持ってきた。


喜ぶ1号。自分は持ってるくせに新しいほうを欲しがる二号。
(自分の分はとっくになくした)


こういうときに、お兄ちゃんは「もう!」と軽く叩いたりするんだろう(2号の友達兄妹とか見てもそうなので)けど、
わたしは、「暴力絶対駄目、どんな理由でも!!!」といいすぎてるので、1号は叩かない。


1号は、ベッドにまで持ち込んで 砂時計をかわいがっている。


1「おかあさん、、、砂時計の、音聞いて。」

「おとなんてする??」

1「するよ。」

二「わたしもー!!」

1「二は、自分のがあるでしょう。お母さん、聴いて」


うん、音がするものなんだなあ。

1「ラムネの炭酸の音だよ」


うん!たしかに!

1号は喋りが どもるが、ポエムっぽいことを平気で言うのがおもしろい。