施設閉所


1号が4,5年お世話になっている施設がある。

お世話になってるといっても、頻度では、年に数回利用したくらいですが。


でも心情的には、「いざとなればあそこに頼める」という心強い存在。


元障害児学級の先生たちが 「障害のあること、きょうだいに居場所を」と、数人ではじめられていて。

先生たちがとてもいいかたたちで。

子どもの送迎や

放課後 何かあったときに 送迎つきで預かってくださったり

休日に遠足に連れ出してくださる。

そういうところ。

公的なものではなく、ボランティアで成り立ってる感じ。

利用料が掛かるけど、見てくれる人の交通費か 昼ごはん代に なるかならないかの額。



1号が、めずらしく、「いもうともいれてください」といって、二人で入会していた。

4,5時間 子どもは楽しくすごし、私も、本当にほっとできる。


3号が生まれるとき、ダメだろうなと思いつつ、
二号の幼稚園への送迎もお願いしたことがある。

申し訳ないくらいの金額で 笑顔でお迎えくださった。

身内にも頼めないのに、助けていただいたなあ。



ほかの障害児のお母さんたちに、

「こういうところがあるよ、障害のある子どもたちは、
子ども会にいけるわけでもないし、地域にお友達も出来にくいし、楽しみが少ないから、
良く見てくださるから いっしょにどう?
兄弟児も、一対一で見てもらえるよ」

といっても、

「うーん、利用料が掛かるから。」

というひとがほとんどだった。

障害が中度くらいからの人は、何かそういうサービスが ほかでもっと安く受けられるらしく、
軽度の人は、子どもも自分で留守番できたりで、そんなに差し迫って必要ではない、とおっしゃる。

子どもは 1対1で相手してもらえて、喜ぶんだけどなあ

難しいなあ、いいところなのに

と思っていたら、今年度で 閉所されるそう。

養護学校にも、放課後か休日の一時預かりのような制度??が出来た???らしく、
利用者が少なくなるということで。

1号に限っていえば、少しだけ子供会にお邪魔したり、別の活動にお邪魔したりして、
施設の遠足にいける日が減っていた。


もちろん、養護学校にそういう制度があるとは 本当にイイコトだと思う。
1号が家から少しだけ地域の活動に出れるようになったのも嬉しい。


でも、それとは関係なく、小さな施設が終わりになって、本当に残念です。

先生方、ボランティアの方々、ありがとうございました。


((うおおおん、さびしい)))