古い店がなくなる


先日、前に住んでいた町に行った。

新しく出来てる店も面白いのがいくつかあった。
障害のある人の働いてるパン屋さんができていて パンをごっそり買った。
私は、昔っぽい、甘くて柔らかい生地のパンがすき。

本格的で 石釜で焼いてて、噛むと歯ごたえ、も いいのだろうけど 私はどうも。
(家で焼くと 歯ごたえのパンになるので、買うパンは柔らかいほうがいいのだ)


が、行くのを楽しみにしていた古い店は ほとんどなくなっていた。


家族でやってるような 刺身が美味しい魚屋さんも閉まっていた(営業してる雰囲気がなくなっていた)し

煮物がパンパンに入って400円だった店もなくなってるし

新しい野菜 果物を一ふくろ100円とかで売ってた八百屋さんもない。


手作りでケーキを作ってあった ちいさな店も違う店になっている。



個人で良心的にやってて駐車場のない店、



って、もう駄目なんですかね。


私が権力者だったら、バスとか電車でもきっちりいけて、

ちょこまかと 古い小さい店が並ぶような町は残しますけど。
アメリカにも、広大な大型店舗やモールがあるのとは別に、
ちいさな個人商店だけが集まるエリアがありました。
相談したり挨拶したりしながら買えるような。

この店のコレコレがうまかった、というのは今でも覚えています)




区画整理でなくなって、経営上の理由でなくなって、

子どもの顔を覚えてくれてるようなお店がなくなっていくのは寂しいな。



というわけで、今すんでるところも同じように、古い店はどんどんなくなって

チェーン店とか、おしゃれな店が短いサイクルで出来たり潰れたりしていくので、


せいぜい、古くていい店は、 あるうちに 足繁く通うようにしよう。