記憶にある限りで 4さいころから
私は 太陽の光が好きでない。
ある、暖かい冬の日、ようちえんの制服である紺色のセーター
の、
背中に、日が当たって
アツイのが猛烈にいやだったので 泣いたのだけど、
当時 なかなか、わかってもらえず、私は神経質とか、かんしゃくもちといわれた。
(服のタグも全部切っていたし、下着についたちょっとしたレースのようなものも
チクチクして耐えられないので、全部はずしていた)
現在でも、私は洗濯物は夜干すし、
完全に暗くなってから取り込む。
ところで、夜に洗濯物を干すと、子供がとられると言うらしく、その点では、取られたらどうしようと、ビクビクだ。
ここ最近は、夕食が済んで 子どもたちを風呂に入れて、
二号を寝かし、真っ暗になってから買い物に行く。
今(午後3時、西日本)も、部屋の中は 遮光カーテンで、日が入らないようにしている。
まぶしすぎるのだ。
アメリカの家は(日差しのまぶしさがすごい場所だったので)、
窓が小さくて 昼間でも暗く、すずしく、穴倉のようでほっとした。
照明も 天井に作りつけたものはひとつもなくて、
スタンド式のが、ほんのちょっぴり。
落ち着いた。
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なぜこれまで、太陽が好きでないと きがつかなかったんだろう??
もっと早くわかっていたら、対策できたのに。
というのは、1号が極端にまぶしがるので、
視力が悪くなってるのかな??
と問い詰めたら、
「マブシイ」と。
ふと、自分もそうだなあと客観的に気がついた。
何で夏が嫌いなんだろう??
何で日が暮れるとほっとするんだろう??
と思ったとき、「まぶしすぎるのと」「日差しのアツイのがいや」
と きがついた。