私が結婚するときに、通販生活か何かで見た、2万円のミシンを買ったら母が、
「2万円のミシンなんてありえない、おもちゃじゃあるまいし、
私は誰かが結婚するときのために、ミシン積み立てをしていたというのに」
という意味のことを言ったように記憶する。
15年位前当時、ミシンは何十万とするのが主流だったと思います。
いまでもそう???
「知らんよ〜おかあさんが積み立てたお金で、自分のミシン買えばいいやン(母はこった縫い物ができる模様)、私はどうせ凝った事はしないから
まっすぐ縫えればいい、2万円のおもちゃで充分」
13年ほど経ちましたが、特に不便もなく、故障もなく、まあ役に立ってます。おもちゃでいいんです、おもちゃだもの。
でも、
「大草原の小さな家」シリーズなどを読んでると、ミシンは憧れの高嶺の花みたいです。
そんなものが2万円で買える現在というのはすごく恵まれてるんでしょうね。
先日、知り合いが娘さんに向かって
「ええっ!あんた、結婚式は無しですって?
私、互助会に 積み立てしてるんだからね!」
「そんなこと言われても!」
といわれてるのを聞いてフト、母の「ミシン積み立て」を思い出したのでした。
お金は縛らずに貯めて置くのがいいようで、、、。