先日、ある食品メーカーの商品開発という人の話を聴いた。
すっごく面白い人で、商品を愛してる情熱が伝わってきて。
そのひとがぽろっと、
「自分は実は○○が嫌いです。
会社中で一番好き嫌いが多いです。
○○味の開発のときは 正直1ヶ月くらいずっと気分が悪かったです。
でも、ぼくのとこに商品の味の調整が来るのは、自分が、嫌いだから どこがまだまだとか、この配合を増やすとか減らすとか、理由がいえるからなんですね。嫌いだからこそ、味がよくわかるんですよ」
そうそう、
何でも食べる人で、コーヒーと紅茶も区別せずにのんでたり、味ほんとにわかってる?という人はいるもん。
「何でも食べれるのがいい」というのは重々承知だけど、
どうしても食べられないものがいっぱいある人でも、そのことを武器にもできるかもよ?という話でした。