水木しげるワールドに浸る

図書館で見つけて、10冊くらいいろいろ借りてきて読んでます。


しかしこのかた、どうも1号と同じようなにおいが。。。


ご自身の著作でも、ほかの方から見た像でも、とっても変わってる。

変わってるけど、核心をついてたりして面白い。




(収集、知識など)のめりこんだら自分でもどうも止められないとか、

言葉が出てくるのにすごく時間がかかるとか

小学校入学を親が1年遅らせたとか(今でもこの制度があれば、私もぜひそうしたのに!)


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引用「3歳までは沈黙し、4歳にして言葉を発した(中略)舌が回らぬせいか、親たちは低脳と考えていたらしく、なんら期待されることもなく育った。

どうやら、脳と言語をつなぐ神経科なんかがうまくいってないらしい」

「妖怪になりたい」河出文庫51ページ*******


しかし、太宰治のことを書いたくだり(同著 20ページあたり)は、同意しすぎて、笑いが止まらなかった。お好きな方はすみません。



同じく、小林よしのりの「戦争論」について書かれた部分(この本じゃないけど、どれだっけ)も、
もう同意以外の何もできません。



やっぱり、こういう、

普通じゃないのかもしれないけど 時代とは ずれてるかもしれないけど、長期的に見ると「まとも」な(自分でものを見、自分で考える)人、



というのは世の中に絶対必要!!!!と思います。