「怪我をする子はするし、しない子はしない」

以前、小学校の先生を長年されていた知り合いが


「1号クンはよく怪我をするかしら?」と聞かれたので、



「いいえ?うーーん、怪我はほとんどないですねえ」

と返事をしたら

「それは良かったわ。怪我をする子はそれはもうしょっちゅうするのよ。

1号クンはその心配がないってことね」


そのときは、なんだかよくわからない話だった。


まあ当時、1号は、非常に用心深く、動きも少なく、
絶対に誰もいない場所でしか遊ばなかったので(5時くらいまでの子供番組の時間に狙って公園に行く=本人が、人がいる公園には入ろうとしなかったので。)、


ぶつかったり怪我の仕様がないのだ。



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それが10年以上経った最近になって、

とんでもない有効な予言だということに気がついた。



今3号は、試合が終わった翌日のボクサーみたいな顔をしている。

つい、さっきできたフレッシュな傷もある
(結構な範囲で皮膚がややぶれている)。


体中に、さまざまな原因の傷がある。

赤いあざ青いあざ黒いあざ、擦り傷。

骨折がまだないのが幸いです。



(念のため、私がつけた傷ではありません。)



3号が 自分から何かにぶつかったり(なぜ目の前の柵に全力でぶつかるのか?)

 転んだ拍子に(石でできたベンチなどに目を)ぶつけたりしているのです。


公園で遊んでいたり、家の中で階段から飛び降りたり。

ドアや引き出しを全力で閉めて自分の指まで挟んでいたり。


私は見ているのだけど、「あっぶつかるかも。」と気がついたときはもう事故後で、
皮膚が破れて泣いている。(少々の怪我では泣かないが)




3人目にしてこんなにしょっちゅう怪我をする子がいるわけだけど、

先の知り合いの言葉を思い出して、


これがこれからずっと続くのか…

成人するまで、3号のパーツは全部そろっているのか?

いつ骨折のような大怪我をするのか?

人を巻き込むほどの怪我をしないか?


と思ってゾッとしているのである。

小さな怪我の繰り返しでいろいろ学んでくれたらそれがいいけども。