お花の時代

4号をベビーカーに乗せて、3号と歩いていて。
ひょこっと3号が工事現場に、飛び入ろうとしたので、
コラ!!と手をつかんだ。


(道路に 工事の切れ込みがはいっていて、それがパズルのように、ぽこっとはずれそうに見えて、ほしかったらしい)


ふと、(ん?これはデジャヴュ・・・?)と思ったのですが




そうそう。

1号が、体は小学生に見えるのに、今の3号くらい(5さいくらい)で、
三輪車に乗って、八百屋さんに行ってたとき。
二号がベビーカーにのっていて。


1号は そのままスピードを落とさずに、
3輪車で八百屋さんのお店の中に、
はいり込んでしまったのだった。

え?こんな大きい子がまだ3輪車にのってるの?

お店の中まで乗り込んで?


みたいに言われるんじゃないかと思って(当時まだ1号が自閉症とはわたしも知らなかったころと思う)、

がみがみ怒ってたのだった。


それを見かねたのか、知らないおばあさんが

「あなた。お花の時代ね・・・

その時期が、一番、いいのよね・・・すぐ、終わっちゃうけど・・・」


といってくださったのだった。



あれから10年近くたったと思うんだけど、

まーだおんなじこと(幼児とベビーカー)してる自分・・・


「お花の時代」が思いがけず長いようで・・・