先日、「海からの贈り物」の本を買った。
なぜならブックオフで20円だったから。
なぜなら、2時間ほどの待ち時間があったから。
(同時に、二谷友里恵の「愛される理由」も20円だったので読んでみた。
20円分以上に 面白かった、バブル時期の お金がある女性というのはこんな感じなのね、スターと結婚した いきさつはこうなのね、と のぞけた感じで。そしてそんな素敵な人と素敵な恋愛&結婚&出産をした彼女が 離婚してしまったのはなぜだろう・・・という新たな疑問がわく)
「海からの贈り物」を買うのは二度目。
高校生か中学生ころに一度買ったはず。
繰り返し繰り返し読んで、とても好きだった。
妻であり、6人のお子さんを持つ女性が、
「一人の自分という存在」という感じで
自然に、まじめに生きている感じがよかったのです。
自分は結婚もしないだろうし、子どもを産むこともないでしょうけど、
と思いつつ読んでいたっけ。
アメリカに行ったときに、
60歳代のアメリカ人女性に この本のことをたずねたら、「知らない」といわれた。本国では そんなにポピュラーではなかったのかな?
最近また読み直してみると、
自分がどれだけずっぽり 影響を受けていたかがよくわかる。
(私は本に影響を受けやすいたちです)
そして自分がそれくらいの年(著者と同じくらい)になってしまったことに驚きを感じる。
おお、これから何をお手本にして生きていけばいいんでしょう。
と思っていま検索してみたらば、
著者の、アン モロー リンドバーグは、ほんの10年前くらいまでご存命だったのですね。
びっくり。
そして子供さんが書いた彼女の最晩年についての本があるらしい。(購入ボタンをポチしました)
ほかに、「海からの贈り物」よりも後に書かれた本もいくつかあるらしいけど、こちらは全部、絶版になっていて、超高価になっているので手が出ないことも判明。気長に構えていたら、そのうちどこかの古本屋などで見つかるでしょう。