わたしのようなひと

ある時、4号だけを連れて電車に乗っていた。

見た目は、「年いって一人子供を産んだ人」だと思います。

電車はすいてたのですが、4歳くらいの女の子が あちこちに異動してたのですが、こちらに近づいてきて、「赤ちゃん、可愛いね、男の子?」と話しかけてくれました。

「ありがとう、あなたもとっても、可愛いね」と答えたら「そう?赤ちゃんのお名前は?私はね(名前)ちゃんなの」

しばらく話していたら、女の子は近くのあいてる座席に立ってぴょんぴょん跳ねはじめました。

「う〜〜ん、跳ねてはダメよ、椅子が壊れるかも」と注意すべきよね…と思いつつ、

この子のお連れはどこに?と見回したら(注意して逆切れされるのが怖いから)、実はすぐそばにいらして、
パソコンを打ってらっしゃる。

「ねえねえお母さん、赤ちゃんかわいいよ」
お母さんは、「うん、うん、今ダメ」「もう!今ダメだって!」と言いつつ、画面の中にはぎっしりと、子育て大変…子育てって苦しい…子育てとは…みたいな文字がチラッと見えた。


う〜ん、なんかこの人は私みたいだ…と思って眺めたのでした。

とりあえず今は、「子育てとは」…は置いといて、今目の前にいる子供が、してはいけないことをしてたら教えてあげたほうが有益よね、
でもその勇気がないのが問題なのよね、と思ったのでした…